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「公衆電話」は、いま何処に?

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デジタル子です。最近は、キャリアによる電波障害などが増えました。そのたびに話題に上るのが「公衆電話」ですが、その響き自体が懐かしく聞こえる昨今です。

 

公衆電話は、そもそも「店舗の店先」などに設置されていたと聞きます。電話のカラーも「赤」→「黄」→「緑」と変化し、硬貨(10円や100円)のほか「テレホンカード」も使用可能に。

 

そうして進化してきた公衆電話ですが、近年、その数は急速に減少していると言います。電話ボックスの撤去も進んでいて「たしか以前はあったはずだが、気が付いたら無くなっていた」ということも。

 

平時はあまり気にならない公衆電話ですが、一たび《電波障害や災害》が起これば、有効な通信手段として必要性が急激に高まります。その理由は、緊急災害時などに「通信規制」が実施された場合、公衆電話は「災害時優先電話」となって、通信規制の《対象外》となるからです。

 

また、電話回線を通じ「電力供給」がされているため、停電時でも硬貨利用であれば、平時と同様に利用可能と言います。そうした頼れる公衆電話ですが、いざその時「電話ボックス」がどこにあるのか?希少性が高まりつつある公衆電話の現存場所は、事前チェックしておくことも大切です。

 

現在の設置基準は「市街地で概ね1㎞に1台」で「それ以外は、概ね2㎞に1台」です。主な設置場所は、主要な「公共施設」、例えば「役所」や「ハローワーク」などにも。また大規模な病院や商業施設、もちろん「NTT」にも設置されています。

 

NTTの「HP」には、公衆電話の設置場所《検索案内》があるので、事前に見ておくと便利です。HPリンクは、「デジタル子サロン」