知っていきたいデジタルリテラシー【キーワード②】

―「DX」研究会 学習会 ―


これからのデジタル社会で必要なキーワードを学ぶ②


デジタルと共に「DX」研究会:2月学習会画像
ソフトバンク札幌中央店(筆者撮影)

【現地学習会】2月も「現地学習」を行いました。場所は中央区狸小路1丁目にある「ソフトバンク札幌中央店」さんに、ご協力をいただきました。

 

 


ソフトバンクの「スマホアドバイザー」とは


デジタルと共に「DX」研究会:2月学習会画像
米澤スマホアドバイザー(筆者撮影)

こちらではスマホ教室が随時開催されています。今回も米澤里栄子スマホアドバイザーにお世話になりました。

 

スマホアドバイザーとは、ソフトバンク認定のサポート専任者で、利用者のスマホに関する《悩みや相談》を丁寧にサポートする幅の広いスマホのスペシャリストです。


デジタル社会の「キーワード」3選


デジタルと共に「DX」研究会:2月学習会画像
受講の様子(筆者撮影)

これからのデジタル社会で、より良い生活を送るため必要と思われるキーワードのうち3点を学習ポイントとしました。

 

《デバイス》私たちが使用する情報電子機器など

《つなぐ》これからの行政や自治体とのつながり

《選ぶ》さまざまなデバイスから選択する必要性

こうした観点から、以下の2つの講座を設定しました。

  1. 「マイナポータル」講座(キーワードは、デバイス&つなぐ)
  2. 「デバイスを知る・通信費を考える」講座(キーワードは、デバイス&選ぶ)

「マイナポータル」講座を学ぶ


【デジタル活用支援講座】今回の「オンライン診療」講座は、総務省の「利用者向けデジタル活用支援推進事業」のスマホ教室の一つで《スマホの基本操作》をはじめ《オンラインでの行政手続き等》に関する講座が各キャリアなどで令和3~7年度の5年間(予定)で実施中です。(参加無料)


「マイナポータル」とは?


デジタルと共に「DX」研究会:2月学習会画像
受講の様子(筆者撮影)

マイナポータルは《政府運営のオンラインサービス》で、「行政サービスの検索」「各種オンライン申請」「行政からのお知らせ受け取り」が行えます。

 

ネット環境があれば24時間いつでも自宅などから申請などができる、いわば《自分専用サイト》です。


「マイナポータル」を利用する


マイナポータルの利用には《マイナンバーカード》と《パスワード》(利用者証明用電子証明書/数字4桁)が必要です。利用手順は、スマホで《マイナポータルにログイン》→《パスワード入力》→《マイナンバーカードの認証》を行います。

 

認証はマイナンバーカードをスマホにかざしますが、PCの場合は《ICカードリーダー》を使用します。入力の注意点は、パスワード入力は3回連続で数字を間違うと《画面がロック》されます。その場合は、役所で改めて再設定が必要なので入力は慎重に。


「サービス・申請」確認のしかた


受講の様子(筆者撮影)
受講の様子(筆者撮影)

《子育て》や《介護》をはじめとする行政手続きの検索や申請がオンラインで可能です。

 

自分の《居住地域》と《各種条件》を入力し、検索すると申請可能な手続きを確認できます。必要な書類の作成と電子申請が可能です。

 

電子申請を受け付けていない一部の手続きは、印刷して送付か、窓口に持参する必要があります。


「デバイス」から「通信費」を考える講座


受講の様子(筆者撮影)
受講の様子(筆者撮影)

デバイスを選ぶには、その特徴を知ることが大切です。また、購入には「通信費がかさむ…」という声もあることから、どんな購入方法があるかを確認し、個別相談にも応じていただける構成です。


「デバイス」を知る


受講の様子(筆者撮影)
受講の様子(筆者撮影)

ウェアラブルデバイスの代表格《スマートウォッチ》を確認しました。ウェアラブルデバイスとは、《身に付けて使用する電子機器》のことです。

 

【Pixel Watchを知る】Google《Pixel Watch2/ピクセル》はAndroidスマホとセットで使用。種々のセンサーで体と心のコンディションを整える機能をもち、①心拍数のモニタリング、②皮膚温の変化などの測定も可能です。

 

トレーニング記録も自動で行われ、例えばランニングのペースもリアルタイムでサポートしてくれます。Googleウオレットで簡単に決済も行える上、安全安心にも配慮し緊急時に自動で情報を送信。転倒検出と緊急SOS機能なども装備しています。


「Apple Watch」を知る


受講の様子(筆者撮影)
受講の様子(筆者撮影)

Apple Watchは、iPhoneとセットで使用します。2タイプ(GPSモデル、GPS・Cellularモデル)あり、後者はウオッチ単体での通信・通話や決済機能で買い物などもできます。

 

1日の身体の動きや状態の計測をはじめ、電話やLINE、決済機能のほか《睡眠記録や心拍数》の通知や《血中酸素濃度》も計測し《心電図》はPDFに書き出すことが可能です。

 

安全面では、転倒検出と緊急SOS機能なども装備され、自動音声による119番通報も用意。例えば離れて暮らす家族の緊急事態にも素早い対応が可能です。また、セコムのアプリとの連携で、もしもの時にセコムが駆け付けるなどの安心サービスもあります。(有料)


「通信費」を考える


受講の様子(筆者撮影)
受講の様子(筆者撮影)

スマホは性質上、いずれ買い換える必要があります。また、タブレットやスマートウォッチなども併用すると便利ですが「費用が…」という声も。

 

今回はソフトバンクの《新トクするサポート》を確認。48回割賦で対象機種を購入し、24回目の支払い後に対象機種を返却すると、25回目以降の支払いが不要になります。

 

注意点は《スマホの返却時》に査定があるので機種本体の損傷には注意が必要です。また利用条件など事前の確認が大切です。


ショップ来店のポイント


ショップでの様子(筆者撮影)
ショップでの様子(筆者撮影)

家電量販店とは、また違う雰囲気に「いざ入るには少し敷居が高くて…」という声には、ショップとのお付き合いのポイントをいただきました。

 

ショップでは、詳しい商品情報や機種の説明、料金相談など要望に応じた案内をしてくれる用意があり、電話予約をすると、じっくり相談に乗って頂けると言います。

 

デジタル社会では、こうしたショップとのお付き合いは大切かと思われます。最後に、ご協力いただいたソフトバンク札幌中央店さんに改めて感謝いたします。