知っていきたいデジタルリテラシー【スマホ-1】

― スマホの知識アーカイブ1


デジタル子のスマリテラシー日記


スマリテラシー過去日記(アーカイブ-1)


  1. スマホの発熱
  2. 画面シート(フィルム)は質が命
  3. ケースは角(際)が命
  4. グリッター(ケース)は傷に注意
  5. スマホのアクセサリーは自分の使い方に合わせて
  6. スマホは指先のお手入れが大事
  7. キャッシュレス決済にはキャッシュを忘れずに
  8. スマホショルダーは自分に合ったものを

1. スマホの発熱


「熱中症」という言葉もすっかり定着した昨今ですが、気温が高いとスマホも発熱しやすくなるとか。「スマホが熱いっ!」そんな時、冷蔵庫に入れて冷やす?凍った保冷剤を当てる?それはどちらもNG行為です。

 

そうした行為の結果、もしもスマホ内が結露をして、冬の窓みたいに水滴がつくと、間もなく高い確率で悲劇が訪れます。なのでケースを外す、扇風機の風を当てて休ませる、 などなどマイルドケアが望ましいそうです。


2. 画面シート(フィルム)は質が命


新しいスマホの画面にガラスシートを貼りました。薄いシールタイプは安価ですが時間が経つとシートが浮いて気泡で画面が見づらくなったり端からシートがめくれたりも。「シニアは指が滑りにくい」とは若宮正子さんのお言葉ですが、ガラスタイプは指滑りがなめらかなものもあり、そうしたストレスの軽減にも期待です。そしてもしもの時に身代わりになって画面を守ります。

 

デジタル子も以前スマホを落とした時、画面の代わりにひび割れてくれました。こうした画面の修理は(補償パック未加入の場合)万円単位で修理代がかかるとも言われます。かと言って画面が割れたままの使用はケガや火傷の可能性ありです。シートは1,000円台でいいものも。不器用なので店員さんに上手に貼ってもらいました。有料だけどずっと持ちますから。


3. ケースは角(際)が命


スマホの買い替えでスマホケースを新調。オシャレなモノ沢山ありますね。特にiPhoneは充実してて迷います。気を付けたいのはスマホの角(かど)や側面をガードする作りかどうか。スマホは構造上、落下時に角や際から先に着地、その衝撃で内部が破損する恐れありとのこと。

 

でもバンパーが衝撃吸収してガード!ただ種類によってはバンパーが薄い・弱いものもあるのでご注意を。また最近ではケースのヘリが立ち上がっているものもよく使われ、このケースはスマホが落下した時に床面と画面の直接接触を防ぎます。

 

全体的にケースに厚みがあるタイプも人気ですが、近年スマホ本体が大きくなっていることから、手の小さい人・握力弱めの人などに「スマホが片手で掴みづらい」という感想も。またスマホは本体が大きさに比例して、その重量も増します。iPhoneも種類により50g以上も違うことも。

 

たかが50gされど50gです。こうした重量差は年齢と共に感じる場面が多くなる傾向があります。ケースやショルダーでさらに重さは増します。長く使うスマホです。後々ストレスを感じることがないようアクセサリーも上手に選択を。よく分からない時は店員さんに聞くのも手です。


4. グリッター(ケース)は傷に注意


スマホケースはクリア(無色透明)も人気ありです。その良さはスマホの背面デザインが見えること。iPhoneリンゴも見えますし背面に洒落たカードを挟んでも素敵です。そのケースに加飾したのがグリッターケース。二層構造のクリアな層と層の間にオイルなどが注入され、色鮮やかなラメや玉虫素材・ドライフラワーなどが中に散りばめられていてキラキラと華やかです。

 

ただ気を付けたいのはケースを破損すると破損箇所から中の液体が漏れ出し、皮膚に付着したとき化学火傷を負うことが。一見ケースが大丈夫そうに見えても、じつは目に見えない傷から液体が徐々に染み出すことも。グリッターは傷に注意です。


5. スマホアクセサリーは自分の使い方に合わせて


スマホに装着するアクセサリーで代表的なものにフィンガーリングがあります。指をリングに通してスマホを持つと落下防止に役立ちます。オシャレな装飾品もあり、指輪のようにも見えるジュエリータイプなども華やかです。 ポイントは自分の指や持ち方に合うかどうか。指輪のように豊富にサイズがあるわけではないので、実際に使ってみたら「指が痛い」という人も。

 

「靴」と同じで人は痛みを感じると無意識に敬遠する傾向が。他にはポップアップ式の指の間に挟むだけのグリップタイプやハンドストラップなどもあります。ストラップは手首に通すだけでバックから出すときの目印にも。最近はスマホショルダーも人気です。いずれにしても指や手首などへの負担が少ないものがいいですね。スマホも意外と重いもの。アクセは使い方に合わせて。


6. スマホは指先のお手入れが大事


寒さと共にやって来る乾燥はスマホに影響します。スマホは指で画面を操作しますが指先の静電気による反応を利用すると言われます。なので乾燥で反応が弱まると操作が困難に。とくにスワイプなどに顕著とか。

 

年齢と共に指先は乾燥しますが、こうしたタッチパネルの操作自体が年代を問わず指荒れを起こすとも言われます。しかも荒れの悪化は回復に時間がかかり悪循環も。対策は①予防②対処③グッズ対応の3点から。予防保湿はやはり日頃のお手入れ。

 

ハンドクリームが王道ですが、スマホの使用前に油分の多いリッチなクリームを使うと画面が汚れ、かえって操作しづらくなることも。その場の対処方法は、さらっとローションタイプや保湿効果のあるウェットシートなどで指を湿らせるのが効果的と思われ、外出の際などあると便利です。

 

グッズは、指滑りの良い「画面シート」や「スマホ用指サック」など、また場面によりスマホ対応の「手袋」や「タッチペン」を使用される方も。いずれにしても自分に合う対策を持つと安心です。指荒れで皮膚科を訪れる人もいるとか。デジタル時代ゆえのドライアイに続く現代人のお悩みかも。スマホは指先のお手入れが大事です。


7. キャッシュレス決済にはキャッシュを忘れずに


キャッシュレス決済はスマホ決済やICカードにクレジットカード、スマートウオッチ(腕時計)まで実にさまざま。お財布要らずでポイントついてホントに便利。例えばスーパーでのお買い物、レジで小銭を探すことなくスマホかざせばすぐ完了。特にレジでの混雑や急ぐ時は現金に比べ格段の速さが。ただ時にはそうはいかないことも。

 

先日、郵便局にはがきを買いに。スマホで決済と思ったところショッキングな事実が。局員さんによれば機械がフリーズ(止まって動かない状態)して再起動中とか。「復旧にはあと10分ほどはかかりそうです。それでも良いですか?」当然カード払いも不可。対応可能は現金のみ。しかし領収書も出力不可なので後日郵送とのこと。

 

《通信障害》以外にも《フリーズ》というリスクがそこに。そうそう起きるものではないそうですが、当たればこうして影響が。ポイントのため10分(あくまで目安)待つか?それとも諦め現金か?(領収書は後日)究極の選択です。後ろに並ぶお客さまも同様な選択を迫られていました。こうした時には現金が必要です。キャッシュレス決済にはキャッシュを忘れずに。


8.スマホショルダーは自分に合ったものを


「スマホショルダー」人気があります。ポシェットタイプで中にスマホがすっぽり入るもの。スマホケースに直接ストラップが付くものなどがあります。使い方にもよりますが、スマホ決済など画面をよく使う場合は後者が便利です。いちいちバックから出さずに済んで探す手間も省けます。

 

ここではポシェットタイプ以外を説明します。ショルダーストラップとスマホケースとの接点が2か所のものと1か所のものがあり、1か所のものはスマホの下部のケーブルポート口を利用してストラップを通します。ストラップだけを購入可能なので比較的安価で、自分のスマホケースを使用できる良さがありますが、1か所でスマホを吊り下げるため一点に重量がかかります。

 

《追記2023.02》スマホとケースの間に挟むストラップホールシートが発売されました。手持ちのスマホケースにストラップホールがなくても使用できます。接点が2口タイプもあるので好みで選ぶことができます。着脱可能でケースを取り換えても繰り返し使える利点もありです。

 

ただ背面が硬いケースが推奨されるようで、シリコンケースやスマホ本体が250g以上の場合は使用不可とのことなのでお気を付けを。(以上追記)

 

最近のスマホは画面大きいものが多く、その分重さも増します。そのせいもあってかスマホショルダーを「長時間使うと肩が凝る」などの声も。2か所タイプも多少の違いはあれ長時間の使用はほぼ同様です。

 

ただこちらのタイプはショルダーバッグのようにケースの両角にストラップを金具で着脱する感じなので、吊り下げた時にバランスが安定しやすいです。弱点は金具の取り外しを繰り返すと接合箇所が甘くなるなどの負荷がかかります。

 

素材は皮革系タイプなどの《柔らかく、しなる》ものが肩には優しく、ケース本体も滑らず掴みやすいようです。カラーも多彩でコーディネートの差し色にもなり、自分に合ったタイプを上手に使うと便利です。ストラップの長さやカードポケットの有無も使い勝手を左右します。

 

またポシェットタイプ以外は画面が露出状態なので、雨や冬季などにはご注意を。水分や服との擦れで色落ちすることがあります。またスマホをケース本体から外す場合、ケースに加える力は《一か所・一方向に》などのルールがあるものは、違う方向から無理に力を加えるとケース脇などからあっさり壊れることもあるので、説明書があるものは事前にご確認を。


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