知っていきたいデジタルリテラシー【キーワード①】

―「DX」研究会 学習会 ―


これからのデジタル社会で必要なキーワードを学ぶ①


デジタルと共に「DX」研究会:1月学習会画像
ソフトバンク札幌中央店(筆者撮影)

【現地学習会】1月は「DX」研究会初の「現地学習」を行いました。場所は札幌市中央区狸小路1丁目です。

 

一歩お店に入ると、大きな窓からたっぷりの光が差し込む、まるでテラスのような「ソフトバンク札幌中央店」さんに、今回ご協力をいただきました。


ソフトバンクの「スマホアドバイザー」とは


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米澤スマホアドバイザー(筆者撮影)

こちらのショップはスマホ教室を随時開催、講師は《スマホアドバイザー》が担当されます。

 

スマホアドバイザーとは、ソフトバンク認定のサポート専任者で、利用者のスマホに関する《悩みや相談》を丁寧にサポートする幅の広いスマホのスペシャリストです。

 

今回は同ショップの米澤里栄子スマホアドバイザーにお世話になり、私たちの要望をお伝えし、スマホ教室ベースの学習会として、ご対応いただきました。


デジタル社会の「キーワード」3選


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受講の様子(筆者撮影)

これからのデジタル社会で、私たちがより良い生活を送るために必要と思われる《キーワード》のうち3点を選択。

 

《デバイス》私たちが使用する情報電子機器など

《リモート》急速に普及したZOOMなどの技術

《選ぶ》さまざまなデバイスから選択する必要性


こうした観点から、以下の2つの講座を設定しました。

  1. 「オンライン診療」講座(キーワードは、デバイス&リモート)
  2. 「デバイスを知る・ショップの活用・店内見学」講座(キーワードは、デバイス&選ぶ)

「オンライン診療」講座を学ぶ


【デジタル活用支援講座】今回の「オンライン診療」講座は、総務省の「利用者向けデジタル活用支援推進事業」のスマホ教室の一つで《スマホの基本操作》をはじめ《オンラインでの行政手続き等》に関する講座が各キャリアなどで令和3~7年度の5年間(予定)で実施中です。(参加無料)


「オンライン診療」とは


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オンライン診療の説明(筆者撮影)

オンライン診療とは、《スマホ等を使用したビデオ通話での診療》のことで、特徴は「初診も」「電話も」「服薬指導も」「薬の配送も」可能な点です。

 

利便性にも優れ、ネット環境があれば自宅などで受診ができるため、通院にかかる時間や待ち時間などが節約でき、病院での感染リスクも「ゼロ」です。

 

【オンライン診療の準備】診療にあたり、かかりつけ医が「いる場合」は、かかりつけ医に相談、オンライン診療への対応の有無を確認します。一方、「いない場合」はHPから医療機関を検索。ポイントは「なるべく自宅に近い医療機関」を選ぶこと。急を要する場合を考慮するためです。


オンライン診療の「流れ」


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オンライン診療の説明(筆者撮影)

オンライン診療の流れは《医療機関へ事前予約》→《医療機関の診察》→《オンライン決済・薬の配送》です。

 

ポイントは、①HPなどで予約方法を確認。②支払方法は予約時に確認を。③診察は医療機関からの着信で接続し、本人確認後に診察開始です。


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マップ検索の説明(筆者撮影)

【医療機関を探す】Yahoo!マップで医療機関を探す場合は、《スマホにアプリをインストール》→《検索で「オンライン診療」と入力》→《マップ上に医療機関が表示》というシンプルな仕組みです。

 

医療機関ごとの詳細情報が表示され、予約方法など確認したい内容が一目で分かり便利です。


オンライン診療用の「アプリ」


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診療アプリの説明(筆者撮影)

オンライン診療用の代表的なアプリ(サービス)は現在3社です。それぞれに特徴があり《無料・有料》や《提携する医療機関の数》などに違いがあるので確認が大切です。

 

また、オンライン診療には「オンライン診療費加算」があります。こちらも確認を忘れずに。


「デバイスを知る・ショップの活用・店内見学」講座


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受講の様子(筆者撮影)

本講座は、DX研究会の要望に対応いただいた講座です。キーワードは《デバイス&選ぶ》

 

デバイスを選ぶには、まず知ること。また「お店は少し入りづらい…」という声もあることから、ショップとの上手なお付き合い方法や個別相談にも応じていただける構成です。


「デバイス」を知る


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iPhone15の説明(筆者撮影)

【スマホの新機種】iPhoneの新機種である(iPhone15)の主な特徴を確認しました。

  1. 緊急事態への対応、
  2. ケーブルの《USB-タイプC》への変更、
  3. 新しいカメラでの美しい背景やポートレート写真

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Google「Pixel8」の説明(筆者撮影)

一方、Androidの新機種(Pixel8/ピクセルエイト)では、AIを活用した機能を疑似体験しました。

  1. 「消しゴムマジック」での画像の部分消去、
  2. 「消しゴム音声マジック」による動画の不要な音声のみ消去、

「アップルウオッチ」を知る


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アップルウオッチの説明(筆者撮影)

【スマートウォッチとは】スマートウォッチは、さまざまな身体測定が可能で、いろいろな種類があります。

 

《Apple Watch》は、iPhoneとセットで使用します。2タイプ(GPSモデル、GPS・Cellularモデル)があり、1日の身体の動きや状態の計測をはじめ、電話やLINE、決済機能なども備え、耐水機能で水泳時もOKです。

 

ウェルネスでは《睡眠記録や心拍数》の通知や《血中酸素濃度》も計測できます。加えて《心電図》は身体の状態や日時など詳細も記録ができ、PDFに書き出すことも可能です。


【便利な通知機能】ウォッチは腕に付けるため、メッセージ、電話、LINE、カレンダー等の通知を素早く確認できます。最新機能では親指と人差し指を《2回タップ》するだけで、電話に出たり、切るなどができ、スマホがバッグに入っている時や、忙しい時などに便利です。


「店内見学」と来店のポイント


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アップルウオッチを見学(筆者撮影)

【店内見学】ショップ1Fのショースペースで実機を見学。スマホやスマートウォッチのほか、タブレットなどの展示も。

 

【来店のポイント】家電量販店などとは、また違う雰囲気に「いざ入るには少し敷居が高くて…」という声にはショップとのお付き合いのポイントをいただきました。

 

ショップでは《商品情報》や《機種の説明》《料金相談》など、要望に応じた案内の用意があり、来店前に電話予約をすることで、じっくり相談に乗って頂けると言います。デジタル社会では、こうしたショップとのお付き合いは大切かと思われました。最後に、今回ご協力いただいたソフトバンク札幌中央店さんに改めて感謝いたします。