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デジタル社会に見る「レジ並び」の考察

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デジタル子です。先日、デパ地下で買い物を。レジへ行くと、どの列も混んでいます。「どのレジ列に並ぶべきか」よく言われる「レジ並び」の2大鉄則が脳裡をよぎります。

 

要点は、①先に並んでいる人の買い物かごのチェック。これは「たくさん買うと会計に時間がかかる」と言われるもの。

 

次に、②並んでいる人の年代。シニアの方は「現金支払の可能性が高い」と言われ、周りを見渡すと比較的速やかそうな列が。

 

なので、スムーズにいくかと並んだところ、気付くと何故かいっこうに前に進みません。レジ先をよくよく見ると、中年くらいの女性が小銭を出しています。出していますが、その小銭の量が半端なく、遠目から見ても20~30枚くらいずつの小銭タワーが何本か出来つつありました。

 

まさにイリュージョンのような衝撃の瞬間。枚数を確認しつつさらに積むため、ある種の緊張感すら漂います。そしてタワーが完成すると、今度はレジの店員さんがその枚数を数えていきます。周囲のレジを見渡すと、どのレジも現金払いは多い印象でした。(小銭タワーはありませんが)

 

最近は両替なども有料になり、支払い場面で小銭を多く使う人も少なくないと聞きますが、なにせスケールが違いました。デパート全館では用意する《お釣り銭》は多量なので、特に影響はないかもしれませんが、こうした事情から中小店舗などでは小銭を出すと喜ばれるとも言われます。

 

また災害での「大規模停電」では買い物をはじめ、公衆電話などでも小銭は大切に。もしもの時の現金は《小銭》もある程度の準備をしたいです。そしてレジ並びの鉄則には「小銭用の大きな袋やお財布」の存在による可能性と「セルフレジ」増加による「セルフレジ慣れ」も考慮かもです。