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レシートで「データ・プロファイリング」は可能か?

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Photo by Tatsu Akita

デジタル子です。春は忙しいです。そのため日々の食事も外食やスーパー・コンビニなどでお弁当という場面も。以前、屋内でレシートを拾ったことがあります。印字がきれいなコンビニの買い物レシートでした。

 

内容は、豚カツ弁当と500mlビールが1缶。買った時間は夜10時少し前、コンビニ住所からは「仕事帰りの夕食」といった印象が。そして支払いはクレジットカードでした。

 

買い物《時間》・購入《食品》・支払い《方法》が比較的若い男性を思わせ、そうした条件に合う知人がいたので、何気に聞いてみると《当たり》、本人はレシートを落としたことも、その所持すら気付いていませんでした。

 

今のレシートからは思いのほか多くの《情報》が得られます。購入時間が遅ければ「仕事帰り?」購入内容からは「何人暮らし?」買ったものからは「嗜好や女性、男性、子供、高齢者?」(今はスマホ決済もあり)支払い方法が現金なら「中高年者?」などリアルな生活が感じられることも。

 

そんな《個人情報データ》の宝庫とも言えるレシートをまとめてそのまま捨てたりすると、相当な近似値データが入手できてしまうかもしれません。ましてや《クレジットカード》で支払った場合、レシートにカードの下4桁の番号が印字されることも多いです。(Quickペイ、IDは別)

 

一つ一つは些細な情報でもジグソーパズルのように情報のピースが集まると、人物像が浮かび上がってくることも。こうした情報がデータ漏洩なども含め、膨大に存在しているのがインターネット世界とも言われます。最近はさまざまな犯罪もあるようですから、気をつけたいところです。