デジタル子です。「リチウムイオンバッテリー」をご存じですか?従来の電池よりも高容量で軽量です。なので小型で軽量な高機能モバイル機器などに使用され、スマホが薄くて軽量なのもこのおかげなのです。
このリチウム電池(以下略)に製品事故が多発しています。NITE(独法 製品評価技術基盤機構)の《製品事故情報》ではノートPC、モバイルバッテリー、スマホなどに搭載のリチウム電池事故が年々増加傾向に。しかも事故の多くは「火災」を伴います。対策は3つです。
- 《リコール情報の確認》
- 《丁寧に扱う》
- 《発熱などの異常時の対応》
まずは①「リコール対象製品の事故多し」なので《リコール情報の確認》は大切です。NITEもしくは消費者庁サイトで情報確認できます。▶デジタル子サロンのリンク集(デジタルトラブル)からどうぞ。
次に②《丁寧に扱う》リチウム電池は外部からの衝撃で《内部ショート》が発生する場合ありでスマホなどの製品を《落とす、ぶつける》などは十分ご注意を。そして③《発熱などの異常を感じた場合》は速攻使用中止です。
鞄の中やポケットで発火したパターンなども多く、重傷(火傷)の報告もあるようです。リチウム電池はとてもデリケート。日頃の充電や使い方で負荷がかからないよう扱うことは結果として電池を延命します。iPhoneのバッテリー交換費用も3,000円値上がり。人と同様で日々の習慣の積み重ねでスマホの《健康寿命》もグッと違ってきたりします。