知っていきたいデジタルリテラシー【LINE&Cloud】

―「DX」研究会 学習会 ―


友達登録しよう!LINE公式アカウント


  • 《講師》横山 紗季 氏(よこやま・さき)
  • シニアのためのパソコンスクールに10年勤める
  • GoogleスライドやCanbaの講座なども開催
  • 特技:Microsoft office全般、デザインツールCanbaによる画像編集、Adobe Premiere Proによる動画編集
  • 資格:終活ガイド上級、FP3級など

よく聞く「SNS」と「LINE」とは


デジタルと共に「DX」研究会:9月学習会資料

SNS(Social networking service)とは、Web上で社会的につながるためのさまざまな便利な機能を備えた《会員制のオンラインサービス》で、それぞれに特徴が。

 

LINEもその一つで国内最大級の利用者数を持ち、Twitterなどに比べ利用者同士の互いの距離が近いことや利用者の年代が比較的高め、などの特色があります。

 

その使い勝手の良さでも知られるLINEの ①参加企業のサービス提供、②さまざまなデータのLINEクラウドによる保存・共有、などについて学びました。


企業やメーカーが運営するアカウント


LINEは一見、単体のサービスに見えますが個人やメーカー・企業などが参加するプラットフォーム・サービス》です。その特徴は、

  • 商品・サービス・情報等の土台(プラットフォーム)をLINEが提供
  • 集合数が増えるほど多様なサービスが誕生
  • 代表的なものにGAFAや楽天市場・Twitterなど

さまざまな「アカウント」


以下のような特徴の公式アカウント》を確認し、スマホ一つで便利なサービスを学びました。

  • ユーザーに便利な機能・ユニークな形態
  • 少ない文字・音声入力で使用可能
  1.  しりとりなどのゲーム・オトク情報の提供(ローソン)
  2. スケジュールを簡単登録予定の通知がある(リマインくん)
  3. 荷物の配達状況を確認・会話も楽しめる(郵便局ぽすくま、やまと運輸/確認)
  4. 年賀状を作ってLINEで送る・印刷と投函の依頼も(スマート年賀/確認)

「LINE」で作って送れる年賀状


年賀状はLINEで作ってLINEで送ることが可能です。

  • デザインを選べる
  • 動画や写真を挿入できる
  • ボイス付き年賀状にも
  • スタンプやメッセージを書くことも

実際に印刷・投函を依頼可能で年賀状の作成は11月下旬頃から。このサービスの特徴はスマホ一つでOKなこと。クラウドなのでデバイスへのダウンロードや年賀状、プリンターも必要なしです。


「クラウド」 ✕ 「LINE」


《クラウド》とは、

  • ソフトウェアをインストールしなくても
  • インターネットを通じて利用できるサービス
  • 必要な時に必要な分だけ利用する考え

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さらに自分のデバイスのストレージ(容量)を圧迫しない利点も。上述の3種類あるクラウドサービスのうち私たちが主に利用するものは、以下の2つと言われます。

 

  • Gmailなどのインストール不要でブラウザを通して利用するもの
  • iCloudのようなファイルデータを保存できるストレージサービスなど、じつはLINEにもその機能が。
  • 《iCloud》アップルのクラウドサービス
  • 《Gmail》Googleのクラウドメールサービス
  • Googleは他にも《Googleドキュメント》や《スプレッドシート》なども提供。

LINEの便利なクラウド2種


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  • トークはクラウド定期的に《バックアップ》すると機種変更も安心。
  • Keepは保存したいさまざまなデータを《LINE内に保管》する機能
  • トークの写真や動画は一定期間を過ぎると再生不能に。
    1. ダウンロードしなくていい
    2. 無期限に保管できる
    3. LINE以外のデータも保管可能


「Keep」の保存ルール


  • Keepの保存容量=《1GB》
  • 保存期間=《無期限》
  • ただし1ファイルが《50MB》を超える場合のみ保存期間が《30日間》に制限
  • その場合、一覧画面で対象ファイルに【D-29】のようなマークが
  • さらに1日経過ごとに残日数がカウントダウン

さまざまな機能を持つアプリ 「LINE」


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LINEはトークや無料通話だけでなく企業や自治体・省庁の公式アカウントと友達になるとお得情報や災害などの情報も入手できます。

 

トークはWEBのリンクや動画・地図なども簡単に送れるうえ、関連アプリも多いサービスです。

 

パソコン・タブレット・スマートウォッチでも利用可能ですが一部機能が《制限》さる場合も。公式アカウントはクーポンやイベント情報提供、また場所を選ばないコンテンツも多いことから、モバイル利用がやはり最も効果的なようです。