― スマホのいろんな知識 ―
暮らしの必需品「スマホ」でも意外と知らないことも。知ると《安全・便利・長持ち》などメリット多しで、初心者向けスマホ《リテラシー》をコツコツ貯金です。
デジタル子です。突然ですが、バッテリーの劣化って何か分かりますか?これはスマホを充電した時に、充電できる容量そのものが減っていくことなんです。
スマホのバッテリーは新品時は100%充電できる容量がありますが、充電を繰り返すうちに段々と充電できる容量が減り、ある時点から使いにくさを感じる、というもの。
具体的には「バッテリーの減りが早くなった」とか「すぐ減るので充電する回数が増えた」という話が多いです。また、スマホの動作が「もっさりしてきた」なんて表現も。新品時の「サクサク感」と比べると、なんとも対照的な言葉ですよね。
一般的にバッテリー交換の時期は、容量が80%程度が目安と言われます。或いは、その時点でスマホの買い替えを選択する時期ともなるわけですが、さて「どちらを選ぶか?」は考えどころ。というのも、気になる声もあるからです。
バッテリー交換は機種によって値段が違いますが、iPhoneで最低1万円以上します。そして、なんとなくですが、バッテリーを交換すると元のようにサクサク動いてくれる気がするところ、「期待したほど(交換前と)あまり状態が変わらなかった」なんて意外な意見も。
ここは個人の感覚もあり何とも難しいところ。ただ、今は技術も進んでいて「バッテリー充電の最適化」などが可能です。これはスマホが自ら充電を調整し劣化を軽減する、という賢い機能。これでバッテリーが長持ちしてくれます。
最近はスマホを「購入から2年後に返却」するタイプが増加していますが、バッテリーの持ちが良くなっているので、安売り時にSIMフリーでスマホを購入される方も多いです。いずれも最終的に下取りに出すことを意識するなら、バッテリーは大事にしたいところです。
スマホの「設定」から「バッテリー」へ進むと充電に関するいろいろな表示があり、そこで現在の充電容量の確認や最適化などの調整ができます。2年返却タイプは別としても「スマホを長持ちさせること」で支出を抑える(繰り延べ)ことも考えたいですね。また一つリテラシーを貯金です。
iPhoneの方はよく「iOS」のアップデートがあります。「iOS」とは何か?そもそも「OS」って何?という声も。iOSは《Apple》が開発したスマホ用の「OS」のことで、Androidは《Google》のOS。Windowsは《Microsoft》のOSです。
そしてその「OS」とは「オペレーション・システム」と言い、コンピュータ全体を《制御》して《スマホやパソコンを使いやすく》するシステム。スマホには多数のアプリが存在し(電話やLINE、ネットを閲覧するサファリなどもアプリです)それぞれが独立して動いています。
これらアプリを統括しているのがOSです。例えば、空港《スマホ本体》、管制塔《OS》、空港のたくさんの飛行機が《アプリ》とすると、飛行機(アプリ)が安全に飛ぶためには管制塔(OS)の指示が欠かせません。
どの滑走路を使って離陸し着陸はどこに降りるか、どの飛行機を優先か、こうした制御があって初めて飛行機はスムーズに離着陸できます。飛行機(アプリ)は管制塔(OS)なくして安全飛行はできず、そもそも空港(スマホ本体)がなければ発着も。それぞれが密接でどれも大切なのです。
「アップデート」とは《更新・最新の状態にする》ことを言います。ソフトウェアなどを更新・修正することを指すことが多いようです。iPhoneユーザーにはお馴染みのアップデート(以下アプデ)には大きく2種類あります。一つは「OSのアプデ」(OS=過去日記を参照)
毎年9月にAppleからiPhoneの新機種が発売されます。新機種には最新OSが搭載され、新たな機能が追加されていますが、以前発売されたiPhoneにも同様のOSが提供されるのが、OSのアプデ(更新)です。これにより新機種と同じ機能を使うことが。(一部使用できないものもあり)
OSは常に進化し新しい機能が追加されていきます。そのタイミングでOSが追加提供されるとアプデとなります。また提供まもない頃に多いと言われるバグの修正などOSの微調整用のアプデが含まれることもあります。
二つ目は「セキュリティ・アプデ」です。その名のとおりセキュリティ(安全性)に関わります。例えば新たに発見された《OSの脆弱性》などの修正のため提供されたりします。既にその脆弱性がどこかで悪用された場合もあるので、提供されたら速やかなアプデが推奨されます。
アプデがどちらの種類か?どのような内容か?は、OSの提供がある時に「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から見ることができます。アプデには、ある程度の時間とデータ通信量を要します。なのでアプデ前に充電を済ませ、通信は《Wi-Fi》利用が勧められています。
代表的な機会を2つ。今回はiPhoneの「iOS」の提供終了によるタイミングです。前回「OSのアップデート」を貯金しましたが、これに関係が。iPhoneは高価ですが、その分長く使用することが出来ます。その理由は、品質が高くアプリを入手するストアの安全性も高めと言われること、
そして何より《iOS》の「アップデート」が毎年提供されるからと言われます。このおかげで私たちは数年前に購入したスマホでも、ほぼ新しい機能を使うことができます。しかしながら、このアップデートはいずれ提供されなくなります。
すると進化が止まるわけですが、アップルはその後も「セキュリティアップデート」(前回参照)を数年間は提供してくれます。これがいつまで提供されるかはアップル次第なのですが、この提供がある限り(スマホ本体に問題がなければ)安全に使用することが可能です。
とはいえ、ここで一つ問題が。例えば「〇〇ペイ」などといったスマホアプリの「サービス」を利用する場合です。基本的にこうしたサービスは「動作環境」というものを設定しています。具体的には「iOS16以上」などの、使用できるOSの《レベル》が明記されているのです。
当然それ以下のOSは実力不足で利用できません。サービス内容が高度化すればするほど、それに対応するOSのレベルも上がる傾向がみられます。なので、まだセキュリティアップデートの提供期間中であっても、日常の暮らしのなかでは使いづらくなってしまうのが現状のようです。
もちろん、こうしたアプリサービスはほとんど利用せず「電話とメールだけ」など、限定的に使用する場合はこの限りではありませんが、今後のデジタル社会は《スマホの活用》がさらに進んでいくと言われます。利用する(利用したい)サービスの動作環境との兼ね合いチェックは大切です。
スマホは以前のガラケーのような《電話》ではなく、いわば《パソコン》に電話機能がついたもの。とても便利なモノなので上手に活用していきたいです。「OSアップデート」が終了したら、買い替え時かも?でした。
デジタル子です。スマホの買い替えタイミングはけっこう悩みの種。「まだ元気に使えてるし…」と、決断がなかなか難しい場面も。今回はiPhoneのバッテリー劣化によるタイミング。バッテリーはスマホの原動力。
その実態はリチウムイオン電池で時と共に劣化します。劣化状況は《充電できる容量》の減少で分かります。容量は、iPhoneの「設定」→「バッテリー」→「状態と充電」から。
一般的に《2年で20%減少》と言われます。2割か、と思われる方、たかが2割されど2割です。残量85%前後から人によって違和感を感じ始め、主に電池の減りの速さを感じることが多いようです。この早さは充電回数の増加を意味し、外で使用する頻度が高ければ、当然支障が出ることも。
この解消にはバッテリー交換しか道はありません。が、「交換費用」はそれなりです。近頃は《3,000円値上げ》もありました。なので「バッテリーを交換するか」或いは「思い切って、スマホ自体を買い換えようか」といった岐路にも。
もちろん「Appleケア+」加入の場合は、バッテリーの蓄電容量が使用開始当初の80%未満に低下の場合は《無償交換》が可能ですが、気をつけたいのは、交換にかかる一連の費用は「ストア側が実機検査をした上で確定される」という事。もし画面などに損傷があれば修理費用もかかります。
一方で、最近のiPhoneは大きな機能追加は控えめとも言われます。なので、スマホ本体に大きな損傷がない場合は、カメラ機能など特段のこだわりがないなら、全体として長期使用の傾向も見られることから《バッテリー交換》を選択して長期で使うのも、ありです。
ただ、その道を選ぶ場合は《OS》の余命の加味も。当該機種の発売時に購入したなら長く使用できますが、もし型落ちであれば、その分余命は短くなります。今のところアップルは、わりと長めにOS提供をしてくれてはいますが、今後は分かりません。
いずれにせよ、ポイントは「いかにバッテリーを長持ちさせるか」かも。リチウムイオン電池はデリケート。「劣化を遅らせる方法」を知っておくと《持ち》が違ってきます。スマホが「資産」と言われる時代「バッテリーの劣化を感じたら、考え時かも?」また一つリテラシーを貯金です。
バッテリーが長く持てば、その分買い替え時を先延ばせる可能性がある訳です。スマホのバッテリーとは、リチウムイオン電池です。
この電池は一言で表現すると「デリケート」。暑さ寒さのどちらにも弱いです。なのでポイントは「バッテリーに負荷をかけない」ことに。
まず、夏も冬もスマホを窓際に置くのは控えたほうがよく、こうした場所は外気温の影響を受けやすいので、車のダッシュボードの上なども注意です。また、充電や使用中にスマホが熱を持つことがありますが、その場合は中断して少し休ませたほうがいいと言われます。
例えば、充電しながら電話をする、など「充電しながら作業」もバッテリーに負荷がかかると言われているので、気をつけたいですね。「充電量」については、70%台が一番安定すると言われます。逆にいけないのは、100%と20%以下にすること。バッテリーに大変負荷がかかります。
よく、充電量が20%ギリギリになってから充電する方がいますが、そこまで充電を待つ必要はありません。iPhoneは頭がいいので、100%分の充電がされた時に、充電回数を1回としてカウントします。なので、早めに充電しても大丈夫です。
充電量がかなり減ってから充電すると、70%以上になるまで、かなり時間がかかります。長時間充電しているとスマホやプラグコードが熱を持つ可能性が高くなり、また、ついうっかり100%充電してしまうことも。ある程度の《充電ルール》を作っておくと、時間感覚も掴みやすいです。
最後に、《画面の明るさ》や《音量》でも電池の減りが違ってきます。また消費量が大きいのは、ゲームや動画視聴などと言われます。いずれにせよ「毎日の積み重ね」は、2年間でそれなりの違いを産んでくれる可能性が高いです。
スマホの種類は、従来の「Android」と「iPhone」に加え、Googleから今夏、新たなタイプのスマホが発売されます。【iPhoneとは?】Apple社が一貫して製造。直感で操作が出来る《デザイン性》や《OSアップデート》の長期提供、《セキュリティ》の高さなどが主な特徴と言われます。
スマホの画面の大きさには限りがあるため、文字での説明などがシンプルなもの、絵などで分かりやすいものが、初心者には好まれる傾向があるようです。また、慣れないうちは、セキュリティの高さも心強いです。
【Androidとは?】Googleの「OS」であるAndroidを使用し、複数メーカーが製造しています。Androidを所有するシニアは多いと言われますが、主な理由として、①安価、②ガラケー時代に使っていたメーカーのスマホだから、などが聞こえます。
①「安価」とは、Androidは価格帯が広く、ハイエンド機種は、iPhoneの価格と大差はないものの、安価なものは初心者には手頃で購入しやすく、《電話やメール》が、主な使用目的のシニアを中心に、支持を得ているとも言われます。
ただ、こうした安価なスマホ機種は、iPhoneのようなOSのアップデートは無いものも多いことから「スマホの寿命は短い」と言われ、また「セキュリティ」面で違いがあることも。Androidでもハイエンド機種はアップデートの提供があり、その分長く使用ができます。
②「以前と同じメーカー」とは、ガラケーを製造していたシャープなどが、Androidスマホを製造しています。初めてスマホに替える時などは、まだよく分からないので、ガラケーと少しでも共通点があると、安心感が得られることもあるようです。
その他、Androidスマホは「自由度の高さ」が特徴と言われ、そのため「上級者向け」などとも。ただ、自由度が高い分《マルウェア》などに感染するリスクも高まるので、初心者は気をつけたいところです。一部の機種には「FMラジオチューナー」内蔵のものもあり、ラジオが聴けます。
【二つ折りスマホとは?】2023年7月末発売の「Google Pixel Fold」は《二つ折り》のスマホで、開くと《タブレット》になり、従来のスマホより「画面が大きく、見やすい」と言われています。また、2つのアプリの《同時使用》も可能で、折りたたみ式では「最も薄いデザイン」です。
スマホは携帯に便利な反面、画面が小さいので《タブレット》と2個持ちする方も。二つ折りのスマホは「スマホとして&タブレットとして」使い分けることが可能になるため、高い利便性が期待されます。が、そのため、お値段は高めです。(*詳しくは▶ちょっとお知らせ )
【初めてのスマホは?】選択のポイントの一つに「周囲の人が使っているスマホと同じ機種」というものが。これは「分からない時、すぐ聞くことが出来る」という利点です。 また、Androidの「シニア向けスマホ」は、画面の文字や絵が大きく、機能もシンプルで、一定の支持が。
ただ、画面デザインも独特なので(操作が分からない時など)一般のスマホを使用する人に操作を教えてもらうには、少々難しい場面もあると言われます。また、全体的にスマホのサイズが大きくなると、画面は見やすいものの、その分スマホの《重さ》は増すので、実機の確認も大切です。
スマホのアプリは多種多様、新しいものが次々に登場し、どれをインストールしようか、迷ってしまうことも。特に慣れないうちは、選択する際に何かしらの「目安」があると心強いので、今回は簡易なポイントをいくつかご紹介です。
アプリには「有料」と「無料」のものがあり、無料であっても、なかには「一部有料」のような表示付もあるのでご注意を。人気アプリの「順位」もポイントで、その時の売れ筋アプリが分かります。アプリの「満足度」(星マークなど)や、そのアプリを「何人がダウンロードしたか」も大事です。そして「レビュー」は、実際にアプリを使用した人の感想なので、分かりやすいです。
特にチェックしたいのは、じつは「低評価」の感想。より具体的に書かれているものは、信ぴょう性が高い傾向があります。星の数ほど存在するアプリには、悪意ある危険なアプリも潜んでいます。そうしたことも気をつけながら、便利に利用していきたいです。
秋の深まりと共にインフル流行などの声も聞こえるように。併せて「手洗い・うがい」など、よく言われることですが、時に「スマホの画面」拭いたりしてますか?
例えば、外出先から帰宅して手を洗い、外で使用したスマホをそのまま触る…。スマホは一般的に手指の腹を画面に押し付けたり、擦ったりして使います。その為、最近ではゲームなどで長時間スマホを使用する人に指荒れなどの症状が発生することもあるようですが、仮に短時間でも例えばそうした指で目を擦ったりすると、場合によっては目の粘膜を刺激することもあるかもしれません。
「チョコフレーク」「キャラメルコーン」などは長らく愛された国民的スナック菓子です。しかし、このようなお菓子の中にはスマホの普及を背景に姿を消したものも。理由は「指で直につまんで食す」ためとか。こうしたお菓子を食べた指には「溶けたチョコ」や「菓子の粉」などが残ることから「スマホの画面が汚れる」のが主な要因とも言われ、唯一「ポテトチップス」は「箸で食べる」ことで生き残った、という説も。
デジタル技術の進歩は、お菓子の世界にも影響を与えたようです。もちろん、あまり神経質になる必要もないかと思いますが、ドアノブなどと同様に実際よく見ると意外と汚れていたりします。
長い時間スマホを見た後、なんだか「目のピントが合いづらい」「ボケるな~」なんてことありませんか?スマホを見る画面との平均距離は年代問わず「約20センチ」と言われます。でも実は、それではちょっと足りないそう。では望ましい距離とは?
それは《30センチ》=《読書時と同様の距離》と言われます。目安になるのは《自分の腕》の長さ。ちょうど《肘~手の甲あたり》まで。ペットボトル(2L)の高さもそれに近いので、それらを意識するといいかもです。どこにでも持ち運べるスマホの自由さ故か《目との距離》が、ついつい近くなります。
現在では大人になっても近視は進行するとも言われています。進行抑制のためには《30センチの距離》《なるべく大きな文字で見る》《定期的に遠くを見る》などが大切に。PCは設置場所が固定されるので自然と距離がとれます。なので《スマホスタンド》も上手に利用したいところです。
また、画面の「輝度」が高いと目に負担がかかるので、明るさを抑えたり《ナイトモード》もおススメです。スマホの「設定」から調整できます。大切な目ですから、守っていきたいですね。
「そろそろスマホを買おうかな~」という時のポイントです。スマホにはいろいろな種類があり、いざ買うとなると、どれにしようか迷ってしまいます。そこで特に大人世代の女性向けのチェック事項。それは《重さ》です。
現在のスマホ画面は大きくなってきています。画面が広い分、見やすいのですが、それに比例して重量も増しています。180g前後あたりから、ズシリと重く感じることが多くなります。もちろん個人差はありますが、年齢を重ねるごとに感じてきやすい部分です。
なので、選ぶ時は実際に手に取るか、重量の記載を確認することが大切です。見た目では、なかなかそこまでは分かりにくく、実際に買ってから気が付くこともあると言います。デザインによっても違いがあり、二つ折りタイプは重めの傾向があります。
また、最新のスマホでは軽量の金属を使用しているものもあります。スマホは片手で持つことが多いので「重い!」と感じると無意識に使用を敬遠してしまうことも。痛い靴を履かなくなるとの同じかもしれません。
なので、特にスマホ初心者の方や「最近、鍋を重く感じる…」などという方はご用心。
「スマホスタンド」持ってますか? スマホで動画を視聴したり、Zoomなどにも便利。利点は自分との「距離」を適切に保てること。スマホを手持ちで操作していると、うつむき加減になって首に負担がかかる上、目との距離も接近。ピンボケなどで結局は画面が見づらくなります。
そこで威力を発揮するのがスマホスタンド。ポイントは「高さ」「角度」「キャッチ力」です。スタンドの高さは最低10~15センチ位は調整できる《伸縮性》があるものを。《目の高さ》と近くなるほど画面は見やすくなります。
角度は画面を調整して自分の顔と《平行》にできるもの。本体はスマホを「挟む」タイプと「置く」タイプがあり、前者は「自分のスマホの大きさと合うもの」を。後者は背面と底面にシリコンなどで滑らないものが理想です。(前者は足元が「三脚タイプ」が多い模様)
置いたまま《ケーブル接続》ができるデザインが便利ですが「ながら充電」はバッテリーに負荷がかかるのでご注意。折りたためると持ち運べ、室内でスマホの定位置にすると「あれ、どこ置いたっけー?」から解放されることも。あると無いとは大違い!ぜひお試しください。
今回は「目との距離」について。私たちの目にはモノを映し出す「レンズ」となる水晶体があり、筋肉の収縮・弛緩によって、その厚さを調節し焦点を合わせています。
筋肉は加齢と共に衰えます。なのでレンズの厚さ調節は年々しづらくなり、対象物が近いほど焦点を合わせるのが困難になります。無理なく焦点を合わせられる「距離」は若い人ほど短く、40代以降ともなると約30センチになるといいます。
「30センチより近いと、どうなる?」当然、必死に焦点を合わせるため、目の筋肉に負担がかかります。さらに長時間にわたって酷使することで、その後はピンボケなどが起きることに。一般的にスマホとの距離は年代を問わず「約20センチ」と言われています。近いんですね。
パソコンは手前に机やキーボードなどがあることで自然と距離が取れますが、スマホはその自由性から適切な距離が取りづらいのです。なので意識して離すためにも、スマホスタンドは理想的な存在ともいえます。また、使うことで適切な距離感も分かります。大切な目を守るために。